初めての出産。
調べれば調べるほど、不安は増すばかり。
「陣痛の痛みにたえられるかなぁ」
「鼻からスイカがでる痛みって?」
赤ちゃんに会えるのは楽しみでしたが、
その前に陣痛に耐えられるのか?
そんなことばかりを考えていました。
この記事では
- 普通分娩を選んだ理由
- 普通分娩で産んだリアルな流れ
- 実際に良かった点・後悔した点
を正直にまとめています。
お産について悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
※出産は本当に人それぞれ。これは「私の場合」の記録として読んでいただけたら嬉しいです。
普通分娩を選んだ理由
当時住んでいた家の近くには、
個人病院でしか無痛分娩を取り扱っているとこがありませんでした。
夫と話し合った結果、初めてのお産ということもあり、万が一の時のため設備の整った大学病院(無痛分娩取扱無し)で出産しようと決めました。
また、もともと痛みに強いタイプだったこと、
人生で一度くらい出産の痛みを経験してみたいという気持ちがありました。
分娩費用について
都内大学病院での出産です。
出産にかかった費用は約75万円
差額なしの四人部屋を選択しました。
きりママ当時は夜の病院が怖かったのと、同じ部屋に同志がいれば頑張れると思い、大部屋にしました。
破水かも?が続いた数日間
妊婦検診が週に1回のペースになり、
いつ産まれるのかドキドキしていました。
夜中に突然
いつものように布団に入り眠ろうとしていたところ、何か水が流れた感覚がありました。
妊娠中はよく尿漏れを起こすと聞いていたのですが、ここまで一度もトラブルがなかったため、
破水なのか尿漏れなのか判断がつきませんでした。
病院に電話すると、念のため入院バッグを持って来てくださいと指示を受けました。
検査の結果
破水ではありませんでした。
破水と尿漏れの違いは、
- におい
- 水を自力で止められるか
- 何度も連続してですか
と違いがあるそうです。
けれど最終的には病院で検査をする以外に確認のしようがないので、自己判断せず赤ちゃんの安全のためにも必ず病院に相談しましょう!
この日は念のためNST(ノンストレステスト)で
赤ちゃんが元気なことも確認してもらいました。
そして、この破水疑惑はこの日だけでなく、
2日後・4日後と起こるのでした。
三度目の正直、破水確定
またしても夜中に水が流れる感覚が…
1度目・2度目ともに破水でなかったことや、
状況・感覚が似ていたので「またか。」と思っていました。
病院に連絡したうえで、たまたまこの日の朝一に妊婦検診の予約をしていたのでそれまで様子を見ることにしました。しかし、なんだかチクチクおなかが痛む感覚があり、陣痛カウンターを夜通し使っていました。



この時にきちんと眠っていればと、後悔することになります。
急遽、入院決定
念のため早めに病院につくように、夫と一緒にタクシーに乗り込みました。
この時も、定期的なお腹の痛みがありました。
破水確定
病院に着き、いつも通り体重や血圧の測定をしていました。待合室に戻るとき
「あ、これ破水だ。」とわかるくらい大量の水が流れ、その場から動けなくなりました。
その後すぐの先生の診察で、破水&入院が確定。
この日に限って入院バックを持って来ていなかったので、夫に取りに行ってもらいました。
破水始まりお産の流れ
破水をしてしまったため、子宮内感染のリスクを下げえるため抗菌剤を飲みました。
私の場合は、夜中から始まったお腹の痛みが陣痛と判断されました。もし、破水後24時間以内に陣痛が来なかったり、感染症の恐れが出てきた場合は、陣痛促進剤を使ってのお産になると説明を受けました。
出産の流れ
入院してからのお産の進み具合を、時系列でまとめてみました。
8:30
破水&入院決定
10:00~12:00
軽い生理痛のような痛み
出産に備えてお昼ご飯をもりもり食べる
12:00~16:00
陣痛開始から12時間
重い生理痛のいたみ。まだ耐えられる。
16:00~20:00
呼吸で痛みを逃がす。
内心グリグリで大ダメージ。
先生に「夜中までには産まれるかな」と言われる。お産を進めるために、廊下を歩く。陣痛が来るたびに手すりにしがみつく。
20:00~24:00
6人部屋の陣痛部屋?に移動
他にも何人か痛みに苦しんでる人がいた。
痛みが来るたびに「ああ…」と声が出て震えるレベル。何度も助産師さんにお尻を押してもらう。
24:00~4:00
陣痛開始から24時間たったが、ここからが本当に辛く、長かった。
急に痛みのレベルが段違いに上がった。
呼吸ではうまく痛みを逃がせず、無意識にお尻に力が入ってしまう。(これがいきみたいという感覚)
子宮口は痛みのわりに全然開かない。
体力温存のために、短時間だけ痛みを和らげる筋肉注射を進められた。(無痛分娩の麻酔とは違う)



このあたりから、痛みと疲労で記憶があいまいです…
4:00~8:00
分娩室に移動。移動前にトイレに行くように言われたが、陣痛の痛みで尿の出し方がわからなくなった。(管を入れて尿を取ってもらいました)
夫が病院に到着。コロナ禍のため立会時間に制限がありました。
助産師さんにお産の進み具合から、促進剤が必要になると説明を受けた。しかし主治医の先生が来る8時まで使えないと言われ、絶望。
8:00
先生到着、促進剤開始。
9:00
促進剤を入れるも、体力切れか痛みはMAXなのに陣痛が弱くなる。
先生に「もう、次の陣痛で産むよ!」と言われ陣痛が来たタイミングで、先生がお腹に馬乗りになりバコバコ押す。
(※病院の判断で行われた処置です)
10:00
陣痛開始から34時間、元気な男の子が誕生。
ここまで長引いたのは、赤ちゃんの首にへその緒が3重+肩にもたすき掛けのように絡まっていたからでした。
後日、助産師さんに教えてもらったのですが、
へその緒が平均よりも約20㎝長かったそうです。
産後の経過
「とにかく疲れた」が正直な感想です。
子供の顔を見た瞬間はすべての痛みを忘れましたが、赤ちゃんが検査で連れていかれ一人になると、どっと疲労が押し寄せてきました。
破水疑惑の日から丸々2日ほどまともに寝ていなかったので、すぐにでも眠りたかったのですが、ハイになってしばらく寝れませんでした。
その状況で次の日から、母子同室・初めての育児が始まったので心身ともにしばらく余裕がありませんでした。
そして長時間の陣痛を経て、おまたが馬鹿になりました(尿意がわからない)。そのため時間を決めてトイレに行っていました。傷もそれなりに裂けたとのことでしみます。
さらに退院から数日後、見事に痔になりました。
いきむときにお尻に力を入れるイメージをしていたのが悪かったかもです。
普通分娩で感じた良かった点・後悔した点
良かった点
長時間の陣痛をほぼ1人で乗り越えたことで、今後これ以上辛いことは起こらないと、謎の自信がつきました。
隣に赤ちゃんを寝かせてもらった時の、
「やっと会えたね!!」という気持ちが爆発しました。
後悔した点
痛みに強いと豪語していましたが、陣痛はそんなレベルではありませんでした。出産前に目にした
「人生で一番痛かったことが陣痛」という言葉が身に沁みました。
そして最後は体力・気力ともに尽き、放心状態になっていました。そのため赤ちゃんが取り上げられた瞬間の姿を、きちんと見られなかったことも後悔しています。
これから出産を控えている方へ
かなり細かくリアルに書いたので、もし怖い気持ちにさせてしまったらごめんなさい…
ただ、お産は本当に人それぞれです。
私のように時間がかかるケースもあれば、あっという間に終わる人もいます。
陣痛中は正直「もう無理」「早く終わって」と
何度も思いました。それでも産まれた我が子を見た瞬間、それまでの苦しさは不思議と消え、頑張ってよかったと幸せな気持ちでいっぱいになりました。
私の子の体験が、これから出産を迎える方にとって心の準備や、ひとつの体験談として参考にしてもらえたら嬉しいです。
※2人目出産は無痛分娩を選びました。実際に経験して感じた違いは、別記事でまとめてあります。
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